たけしのニッポンのミカタ!!2010年10月29日:脳にまつわるお得な話!あなたの脳も目を覚ます!?
科学誌「ネイチャー」が、“1万人が脳トレゲームを行った結果、論理的思考などの成績は上がらなかった”という趣旨の研究を発表した。
そこで一人目のミカタリストには、「脳トレ」の産みの親・東北大学の川島隆太教授を迎え、「脳トレ」にまつわる様々な“ミカタ”を検証!
「脳トレで頭が良くなるとは限らない」川島隆太(東北大学 教授)
「脳を鍛える大人のDSトレーニング」をはじめ、自身の研究に基づく「脳を鍛える」
身近な方法を次々と考案している川島氏。これまでに出した「脳」に関する書籍はなんと100冊以上に及ぶ。
そんな川島氏は「脳トレで頭が良くなるとは限らない」という衝撃のミカタを主張!ネイチャーの論文が使用した脳トレーニングを行っている時の脳の働きを調べてみると、
前頭前野が全く機能していなかったことから、川島氏は「ネイチャーの論文の結果は当然のこと」と説明する。
それでも「脳トレ」は必要!
川島氏によると、認知症患者が脳トレを行った結果、薬を飲んで治らないと考えられていた脳の働きが高まり、
結果として表情が明るくなったり、話ができるようになるなどの症状の改善が見られたという。
その効果的な「脳トレ」として川島氏が挙げるのが “計算”や“音読”。
これらのトレーニングをあるポイントを押さえて行うことによって前頭前野の働きが非常に活発になるのだという。
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