コナミのファミコンソフト『コズミック・ウォーズ』で、どんなのかは忘れたけど、目からウロコの裏ワザを発見した弟の同級生ひろし君。
(どんな裏ワザだったか現在ググってみたが、それらしいものは見当たらなかった。とにかく難解な、レバーとボタンを押す必要があるコマンドだった)
「コナミならグラディウスの有名コマンドがあるんだし、きっとコレにもあるはず!」と、勝手に高を括り、オープニング画面で複雑なコマンドを
入力しては失敗、入力しては失敗を重ね、ついに大技を発見するに至った。
彼が凄いところは、裏ワザを発見して大喜びしつつも、ちゃんと複雑なコマンドを再現したこと。
そして当時、数多のゲーム雑誌の売り上げで、一歩先んじていた『ファミコン・マガジン』の裏ワザのコーナーに投稿し、
みごと『大関』(たぶん最優秀賞モノだったはず)を獲得。まるまる1ページを使って掲載していたと記憶している。
そのときの彼のペンネームが『勇者へえろし』だったか、単に『へえろし』だったと思う。彼がRPGをするときに使った名前だったらしい。
ひろし君のお父さんは農協の理事長まで勤めた人で、地元では抜群に頭がよく、ひろし君も小学生のころから先生を理論武装で言い負かすほど、
卓越した頭脳の持ち主だった。異様に頭の大きい子供だった。たっぷり中身も詰まっていたのだろう。
大学を卒業してからは自ら会社を立ち上げ、紆余曲折あった末、現在は東京でIT関連の社長をしている。
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