プレステ1でひっそり発売された『X2』て名の洋モノSTGがある。(カプコンが販売)
日本製のSTGのパワーアップゲージ、あるいは東亜プラン製みたく、カラーアイテムを取ることによって切り替わる攻撃方法は、
必ずといっていいほど、『汎用性に優れたモノ』『サイドからの攻撃には弱いが、前方集中に特化したモノ』『威力の弱い誘導系』
『使えないガンアイテム』……などと、どれもが一長一短がある。そして言うまでもなく、重複はできないのがフツー。
ところがこの『X2』なるSTGは、序盤こそショボい前方ショットしか撃てないものの、徐々にパワーアップしてゆき、
しまいには前方ショットに加えて、上下ビーム、自動追尾サンダーレーザー(達人のレーザーに瓜二つ)、自動追尾熱線弾、
前方直進ミサイル、誘導ミサイル、下方射出ミサイル、オプション攻撃×3とすべて装備できてしまう贅沢仕様なのだ。さらにボンバーもあり。
一長一短なんて知ったことか!ってなくらい、メチャクチャ強い状態になるんです。ある面のボスなど、画面外でやっつけられるほどの威力。
もはや自機こそが最大のボス……ていうか、神のごとき強さを誇るんです。この発想は、さすがアメリカ製といったところでしょうか。
ちなみに自機はライフ制なうえ、ちゃんと残機もあるし、シールド・ライフ回復アイテムも出まくり。
おまけに自機がやられてもペナルティなし。(つまりパワーアップ状態は初期化されない)
なのに、これほど知名度が低いのは、やはりひと昔の洋ゲー特有の大味さゆえでして……
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